記憶に残るのはつらい感覚と山頂からの景色くらい。
コースタイムと競うように、足元ばかり見て、必死に歩いていた私の山登り。

あるとき始めた息子との親子登山。
子供に合わせてゆっくり歩いて余裕が生まれ、山のこと自然のこと、山と人の関わり、山登りの世界の広さや奥深さに関心が向くようになりました。
苦しい登りでは励まし合い、不自由なテント生活も楽しみに変え、下山後はお互いの健闘を称え合う小さな相棒ができました。
そして山でたくさんの宝物を見つけました。

わたしたちのまわりにある豊かな自然も、一人ひとりの見え方・感じ方は違うことでしょう。
花や草木の四季の移ろい、ダイナミックな景観、雲や風の変化など、同じ山・同じコースであっても毎回新たな発見があるでしょう。
そこにあるのに見過ごしていたものに気づき、毎日はより楽しく豊かになっていくと私は信じます。

山で見つけよう。あなたの宝物。